何でも”名物”で例えるAIが、地域の役に立つ未来像。


はじまりは、ちょっとした遊び心からでした。

ChatGPTや生成AIが注目を集める中、
企業でも少しずつ「AIは使える」という空気が広がってきました。

でも現場の声に耳を傾けてみると、
「何から始めていいかわからない」「難しそう」「仕事にどう使うのかイメージできない」
といった不安もまだまだ多いのが現実です。

それならば、まずは笑えて、ちょっとだけ元気が出るAIとの出会い方からはじめてもいいのでは?
そんな軽い気持ちで、作ったのが「めんたいこAIくん」でした。

<ChatGPT GPTs めんたいこAIくん>
https://chatgpt.com/g/g-67f08020ebb48191a3b6edd845f766d5-mentaikoaikun


福岡名物で返してくる、ちょっと変わったご当地AI

「めんたいこAIくん」は、ChatGPTのカスタム機能(GPTs)で作った、ちょっとクセのあるAIキャラクターです。
特に斬新な発想というわけではなく、文章生成AIの得意の1つである「たとえ話」をフル活用しようとしただけ。
特徴は、“福岡名物に例えてすべての質問に答える”というもの。

たとえば…

「部下とうまくいきません…」
→「それは焼き鳥屋で頼んだ豚バラがぜんぜん来らん時と一緒たい。焦らんでよか、ちゃんと焼けた頃にいちばんうまかけん。」

そんな調子で、
大濠公園、天神の屋台、ごぼ天うどん、水炊き、明太フランス…
福岡らしいモチーフが毎回登場する、ちょっと変わった“ご当地AI”です。


ところが、これが意外と仕事でも使えるのです。

最初はただの洒落感覚で公開した「めんたいこAIくん」ですが、
実際に触ってもらう中で、思いがけない声が届き始めました。

  • 「これなら社員もAIに慣れやすい」
  • 「研修の最初に流すだけで、場が和む」
  • 「“AIって案外おもしろい”という空気を作ってくれる」
  • 「そもそもAIって、方言いけるんですね!」

つまり、AI導入の心理的ハードルを下げる“ちょうどいい入り口”として機能しているのです。
企業・店舗・行政など、現場の人たちにとって、いきなり難しい話ではなく、まずは使ってみる、慣れてみるという第一歩がとても大切だと私たちは考えています。


「情報を伝えるAI」になる可能性も。

今のところ「めんたいこAIくん」はたとえ話専門のAIですが、
将来的にはここにリアルな地域情報を組み合わせることも今後は可能になるでしょう。

たとえば、

「今日は天神の○○居酒屋、ビール半額らしいばい!」

「サニーでキャベツ1玉99円らしかけん、鍋でもしたらよかかもね〜」

こんなふうに、地元のお店のリアルタイムな情報を自然に差し込むAIに進化すれば、
・お店の宣伝効果
・ユーザーへの楽しさ
・地域の活性化
すべてを同時に叶えられるかもしれません。
当然、福岡だけではなく、北海道、東北、関東、関西、沖縄etc…(海外も含む)すべていけるわけですから。

AIと地域がつながる新しい形として、十分に実現可能な未来です。


ご当地AIが、まちの元気をつくる

YENGIMON株式会社では、福岡・九州を拠点に中小企業向けのAI導入・活用支援を行っています。
お客様とのお話しの中で、いつも感じるのは、「最初の一歩」というハードルの高さです。

だからこそ、AI導入を笑いながら試せる”ものにする工夫が必要だと思っています。

真面目な資料ではなく、明太子のキャラクターが出てきて、ニコニコしながら答えてくれる。
そんな地域らしい風景が、これからのテクノロジーのあり方のひとつではないでしょうか。

<ChatGPT GPTs めんたいこAIくん>
https://chatgpt.com/g/g-67f08020ebb48191a3b6edd845f766d5-mentaikoaikun


おわりに

今はたとえ話専門の「めんたいこAIくん」ですが、
これからもっと地域とつながり、育っていく可能性を秘めています。
ご興味がある方がいらっしゃれば、ぜひ当社まで。

AIを難しく語らない。YENGIMONでした。

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